不定期な小言3.x(β)

「MX映らねえ」と嘆く20代男性のブログ。

トレーナーズウェブサイトがリニューアル

ポケモンカードゲームDPのエントリーパックが本日発売。つまりポケモンカードもダイパに突入ってわけですね。
今日は時間が無くて買えませんでした。まあそのうち買います。
で、今回注目すべきはルール変更でして、ADV発売時の比ではないほどの数の改定が行われています。
リンク先からたどっていけばわかるんですがひとつずつ見ていきますか。
私の頭の中で整理する意味も込めて、ね。

先攻プレイヤーも1ターン目からカードを引けるようになった

カードゲームにおいて先攻というのは有利なのです。
なにせ先に仕掛けて相手の作戦を崩したり出来ますしね。
大半のカードゲームはハンデスなんて悪夢が存在した時代があったりもします。ポケカもまたしかり。
で、そんな問題点を改善するかのごとく?先攻プレイヤーは1ターン目にカードを引けない事が多いのですが、
今回の改訂で1ターン目から引けるようになりました。
でもまあだったら先攻がさらに有利になるんじゃないかと思いそうですがそうでもなく・・・

先攻プレイヤーは1ターン目にトレーナーのカードを使えなくなった

「トレーナーのカード」という表記については後述。
改定前もサポーターは先攻1ターン目からの仕様は不可でした。
まあ先攻プレイヤーはカードを引けないって言ってるのにサポーター使えば簡単にカードは引けますしね。
で、今回の改訂で先攻プレイヤーの1ターン目にはトレーナーのカード、
つまりトレーナーカードが全面的に使用が禁止されました。
で、これが環境にどう影響するのかと言いますと・・・

の3つが大会でもよく見られたものに対する影響じゃないかなあと思います。
エントリーパックのカードリストを見るとポケモン図鑑HANDY910isも影響を受けそうですね。
ちなみにジラーチ(PCG2)ですがこのルールばっかりはさすがに止まりません。だってポケパワーだから。
あと化石ですが対戦準備の段階で場にセットする時は裏向きで場に出す事が出来ますが、
対戦開始後の1ターン目には場に出せない、という事だそうです。
7枚引いた時に化石しかなかった場合のルール改定は書いてないから
たぶん出さなければいけないのではないかなあ、と。

化石がきぜつしてもサイドが引けるようになった

そんな化石の話。つめの化石やねっこの化石が登場して以来優秀な壁としての役割を果たし、
ADV4で超古代のワザマシン「氷」というアンチカードが登場していくらか減ったものの、
今でも使っている人は使っている化石達ですが、
その共通するルールは「きぜつしてもサイドを取る事が出来ない」というもの。
これがあるからこそ優秀な壁だったのですがこの共通するルールが撤廃となりました。
なお化石の能力でトラッシュするのはきぜつではありません。
まあ昔からそうなのですが注意書きがされてあったので。
化石といえばズガイドスタテトプスが新しく登場したわけですが、
ポケモンカードもまた化石が増えるんでしょうかね。

トレーナーの分類方法が変わった

以下PCGのカードには影響はありません。まあ参考程度にPCGの説明もしますが。
ポケモンでもエネルギーでも無ければなんであろうとトレーナーだったのですが、
今後は「トレーナー」としか書かれていない場合は
トレーナー、ポケモンのどうぐ、ワザマシンを指すことになります。
だからトレーナーを山札から1枚選び出す場合にスタジアムやサポーターは選び出せません。
ただし「トレーナーのカード」である場合はスタジアムやサポーターも選択可能です。
ここでひとつ注意しておくべき事はこの分類の変更の対象となるのは「トレーナー」と説明文に書いてあるカードです。
だからルナトーン(PCG5)のワザ「つきのみちびき」で「DPに登場するスタジアムカード」を手札に加える事は出来ます。
逆にDPで登場する「トレーナーを手札に加える」カードで砂漠の遺跡(ADV4)などを手札に加える事は出来ません。
わかりにくい事言ってる気がするのでわかりやすい言い方があるという方は教えてください。

弱点、抵抗力が変更になった

ナエトルを見ると炎+10とか水-20とか書いてあって
おいカメックスexキラーのランターンはどうするんだよとか思っていたのですが、
結局PCG以前のカードは弱点だと2倍、抵抗力だと-30という事で変化なし。
この弱点と抵抗力ですがポケモンによってさまざまなんだそうです。
どちらにせよ従来のポケモンカードを知ってる人間にとっては
弱点だからってそこまで致命傷ではなくなった気がしないでもない。

悪と鋼に基本エネルギーが登場した

レインボーエネルギーやダークメタルエネルギー入れてみたりしてがんばってやりくりしてみても、
やっぱり基本エネルギーのみが恩恵を受けるカードが多いのが痛い悪鋼。
そんな悪や鋼にも待望の基本エネルギーが登場です。特殊エネルギーも健在。
基本エネルギーは何枚入れてもよいのですがダメージの増減はありません。
特殊エネルギーはダメージが増減しますがハーフなら2枚、スタンなら4枚までしか入れられません。
鋼にはジラーチがいるのが困るようなそうでもないような。あとハッサムex。

DPのアンノーンは違う名前として扱うようになった

以前ハーフで3種類のアンノーン(全てPCG1)を入れてる人を見かけました。
実はこれ、反則なのです。一応すべて同じ名前のアンノーンだから。
あと同様にデオキシス、裂空のデオキシスデオキシスexもフォルムに関係なく同じ名前です。
で、今回のアンノーンアンノーンAだのアンノーン!だのとかそんな名前になりました。
そしてアンノーンを選び出すカードでDPシリーズのアンノーンを選ぶことも可能。
NEOのアンノーンに近いイメージですね。あとは能力次第。

ポケモンLV.Xが登場した

載っていたドダイトスLV.Xを例に説明しますと、
場に出ているドダイトスドダイトスLV.Xのカードを載せてレベルアップさせる事が出来ます。
進化させたターンにレベルアップは出来ないとの事ですし、
直感的には3進化するようなものだと思えばよいのではないでしょうか。
ただし厳密には進化とは違いますのでふしぎなアメやミツルの育成は使えません。たぶん。
またドダイトスドダイトスLV.Xは同じ名前のカードとして扱うそうです。
だからスタンにおいて(LV.Xでない)ドダイトスを3枚入れたらドダイトスLV.Xは1枚しか入れられません。
あとほとんどやることはないと思いますがこの同じ名前のカードのルールにのっとれば、
ドダイトスLV.XからドダイトスLV.Xへのレベルアップも可能なはずです。
だめならだめでさっさと公式ルールDL可能にしてくれ!

自分の番に出来ることが増えた

レベルアップが可能になりました。レベルアップするとどうなるのかは進化した時と同じです。
そういえば超古代「岩」使ったらレベルアップしたポケモンってどうなるんだろう。

エントリーパックに50Dのダメカンが加わった

これ、ルールじゃないんですけど・・・。まああると便利なんですけどね。
余談ですがジムオフィシャルやバトルロードでは2種類の大きさのダメカンが置いてあります。
この場合基本的には小さいダメカンが10D、大きいダメカンは50Dを意味します。
まあ覚えといて損はないので。HP160のポケモンにダメカン14個も置くのは大変。


で、このルール改定で今後の環境に大きく影響を与えそうなのは先攻1ターン目のルールと化石のルール、そして弱点、抵抗力のルールです。
たしかにLV.Xも今後の環境に影響を与えそうですがそれはカード次第。ルールだけではなんとも言えませんね。