不定期な小言3.x(β)

「MX映らねえ」と嘆く20代男性のブログ。

劇場版遊戯王 〜超融合!時を越えた絆〜

不動遊星は目の前に現れた未来から来た男・パラドックスにスターダスト・ドラゴンを奪われる。
遊星はパラドックスを追ってタイムスリップした先で遊城十代と出会う。
さらに武藤遊戯のいる時代にやってきた2人は、
遊戯とともにパラドックスを倒す事を誓う。
世界を救うため、そしてスターダスト・ドラゴンを取りもどすために、
3人とパラドックスの熱い決闘が始まる・・・!


これでも遊戯王は10年間追い続けているわけですよ。GXの辺りが色々と怪しいですが。
そして12年と言えないところが悲しい私。東映版は全く見てませんでした。
で、そんな東映版も含めると3作目の映画となる本作。そういえば光のピラミッドも見てないなあ。


さて、本作は上映時間49分と短めの映画でしたが、その割には色々凝縮されており、
見ごたえ十分なんじゃないかなと思いました。
とは言えやっぱり上映時間が短いゆえ、十代と遊戯のターンが1回しか回ってこないのは少々残念。
パラドックス関連も色々と不完全燃焼な部分はありましたが、まあ楽しめたと思います。
あとDM特有のちょっと変なカードの引き方も健在でした。作画監督・加々美高浩は伊達じゃないってところでしょうか。
音楽も熱き決闘者たち、十代のテーマが聞けて満足。
・・・満足と言えば鬼柳もちょっとだけ出てましたね。なぜチームサティスファクション仕様だったのかが謎ですが。
同じシーンに牛尾もちょっとだけ出てまして、せっかくだからこの時代で遊戯と絡んでほしかったなあと言う気も。
そしてどんな特異な状況でも解説役が可能な大徳寺先生すげー。


あとはアレですね、大徳寺先生、パラドックス、ジャックって泥門デビルバッツじゃないか!


「あ、ハイ」と「ブラマジキター!」は今回の迷言。
世界が滅びるという危機的状況でもD-ホイールに興奮する十代は相変わらずだなあと思いました。
考えてみると十代の初手はモンスターがネオスのみ、遊戯の初手には何も無しだったわけで、
こいつら事故りすぎだろ、と思いました。そんなの彼らのドロー力で何とでもなりますけどね。
パラドックスは顔芸を披露したりモンスターと同化したり、なかなかのマリクっぷりを見せてくれましたね。
Sinデッキは回ればそれなりのテーマ性でそれなりの強さを見せてくれそうなので、今後のカード化に期待。
さすがにSinサイバー・エンド・ドラゴンあたりは何らかの修正が必要そうな気がしますが。