ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
高校卒業を間近に控え、ミュージシャンの道を歩もうとした酒留清彦が、
半ば詐欺に近い方法でガリプロのふえ科に入学する事になり、
そのふえ科で珍笛「ルイ14世の長っ鼻」を盗む事になった、という話。
先週チャンネルNECOで放送されていたので録画しておいたのですが、
見る時間がなかなか取れず、やっと今日見れました。
ちなみに私はファンブックこそ持っていないものの単行本は16巻まで揃えているという人です。
前半はジャガーさんらしいシュールなギャグを展開するのですが、
後半、影千代先輩の最初の件が終わったところ辺りからジャガーさんらしさがなくなってきたような感じ。
ハマーは原作ほどのヘタレっぷりが再現されておらず、高菜がなぜかふえ科扱いされている*1、
ピヨ彦は後半で「原作でこれをやったら連載が終わってしまう」級の行動を起こしてしまうという、
お前ら原作読み返せと言いたくなるような残念な再現度となっています。
ちなみにしゃっくは登場しません・・・が、ふえ科の教室に何故か似顔絵が描いてあります。
ポギーは徐々に前衛的になっていくんですけどね。でもまだ物足りない。
キャスティングはバッチリだったと思うんですけどね。特になぎら健壱の三太夫セガールは完璧すぎる。
後半のバトルシーンもジャガーさんには不要だった気がするなあ・・・。
最後の影千代先輩の件はハマーのダメっぷりが存分に出ていてよかったんですが。
とりあえず期待してみるとがっかりイリュージョンとなってしまうようですので、
これから見る方はあまり期待せずに見てくださいな。
*1:原作ではアイドル科所属